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改訂された養育費・婚姻費用について

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

さて、昨年23日に発表されました「改定標準算定表(養育費・婚姻費用)」について本日裁判所で補足説明を聞いてきました。

そこで興味深かったのは、高校無償化された場合の養育費への影響です。

通常、養育費には高校の場合、公立高校教育費の平均値約26万円が含まれています。これが無償化された場合養育費は減るのか?と言う点です。

結論は「減りません」です。

無償化と言っても無料で通えるのではなく、別途学費相当額が還付か助成される形になるそうです。

これは、児童手当等と同様に、子の福祉という政策目的のための私的扶助の補充としての意味合いが強いので養育監護者の収入として加算はしないとのことです。

私立高校へ通っている場合は、算定表の額に権利者と義務者の収入に応じて不足分を加算することを検討します。

99.8%が高校進学する時代です。お金のことを気にすることなく、子が勉学に励み青春を謳歌できる環境を作ってあげたいですね。